アコギの良さを引き出しているゆずは難しくない曲が多い
ゆずの特徴は、アコギのよさを上手く引き出しているところ。
暗い曲でも、ロック風になっても、
アコギの音がちゃんと生きているのが魅力の一つです。
私もアコースティックギターを買ってすぐ練習したのはゆずの「サヨナラバス」です。
最初は音が鳴らないと楽しくないですが、これは比較的簡単なコードで曲のイントロにこれまた簡単なアルペジオがあるので、これが出来るようになるだけでも上達を感じられて練習が楽しくなります。
ゆずの魅力
ゆずの楽曲はフォークデュオなだけあって、CDと同じ音が自分で弾けるのでわかりやすくて初心者にむいていると思います。
「これであってるのかな?」とギターそのものの音がわからず練習しても意味がありません。
他にも「3番線」「またあえる日まで」は繰り返しのテンポだったり子供向けの楽曲なのでゆっくりと弾けるストロークで練習しやすいです。
初心者だとFコードが難しく避けがちになりますが、どの楽曲にも使われることが多い基本中の基本なので、早めに覚えてしまう方が上達する近道になるでしょう。
慣れてしまえば簡単ですし、もっとややこしいコードはたくさんあるので。
ちなにみ「3番線」はC、F、Gだけで弾けますので、これを覚えてからのサヨナラバスに進むと楽かもしれません。ゆずは弾きやすいメロディーが多いので、私は全曲集を買ったぐらいオススメのアーティストです。
アコースティックギターの音がしっかりわかる初期のアルバムを聴きながら自分の音と合わせて練習していたので、他の人よりも早く覚えることが出来ました。
自分で歌いながら練習もしやすいので初心者向きだと思います。
他にもこんな曲がおすすめ
「ところで」という曲は
C、Em、G、Dの四つのコードしか使わないのでとても弾きやすいです。
歌いやすくもあるので弾き語りをするならおすすめです。
ゆずは、コードを覚えれば大体の曲が弾けるようになると思います。
しかし、メジャーナンバーともいえる「夏色」は、
ストロークパターン自体はそんなに難しくないのですが、
テンポが速いので素早いストロークとコードチェンジが要求されます。
バレーコードであるFも出てくるので、
ある程度ギター演奏に慣れていないと難しい曲です。
ただし使うコードの頻度は少ないので、
コードチェンジさえできればマスターできます。
初心者として脱出するにはピッタリの曲と言えるかもしれません。
好きな曲を選んで演奏すると、
練習が楽しくなり、上達も早くなります。
また、ゆずの曲はハーモニカを使ったものが多いので、
アコギと一緒にハーモニカの練習をしてみるのもいいと思います。